楽しめ!ホタル図書館dd(゜∀゜)bb

★ゴール!インショット!@

ガチャッ
下駄箱を開ける音が嫌に響くこの学校。
靴の上には一通の手紙。放課後には1回の呼び出し。休み時間中1回はある口説きの言葉。
毎日の日課になってしまった、こんな日常。
周りは私のことをモテ子と言っておだてるけど、実際の私はそこまで関心がなくて、毎日がよく分からなくて、ただ矛盾を感じてた。
私、「ハルカ」の日常は。
─ある日の休み時間。
教室のドアが勢いよく開いて、大きな武器みたいなヤツを持って入って来たそいつは、私の心を一瞬にして奪ってしまう人なんだと、私自体。まだ気づいていなかった・・・。
「こんクラスにモテ子ちゃんがいるって聞いてきたんでィ。
いますけェ?」
一瞬にして静まるクラス。そして目線は私に来る。
クラスの1人が私を指差した。
「・・・あんたか」
目の前の光景がよく分からなかった。
こくりとうなずく私を目に映し、そいつは強引に腕を引っ張って、外へと出た。
「アンタ・・・何なん!?どこの人ですか!?何する気!?意味が分かんないよ・・・!!」
「沖田総悟」
「総悟・・・!?」
必死に抵抗して、そのつかまれた腕を振り払おうとする。
しかし離されない。その腕は強い力で握られた。
「痛っ・・・痛い!」
そういうとそいつは腕をパッと離した。
私はペタンとその場に座り込む。
「・・・私が何したって言うんですか」
大きな武器を持ってて、今にも殺されそう。そんな怖いイメージがどんどん出てきて、どうしようもなかった。
「アンタさんが俺のここにあったけェもん注いだ。そんだけでィ」
「はっ・・・!?」
そいつは自分の胸に手を当てて言った。
「私はあんたの・・・何なんですか・・・!?」
「守るべき人。」
「・・・!?」
突然現れた、この謎の男。訳の分からんこの人によって、私の人生は右往左往されることになるのであった・・・。

「訳が分からないよ・・・!!?」

*;・.+゜


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