「訳が分からないよ・・・!??目的は何なっ…」 「あんたは」 言葉をさえぎられた。 「あんたは…誰が好きなんでィ」 「なっ……」 唐突に変なことを聞かれた。 誰が好き…って…。そんなこと言える訳ないじゃん…。 告られんのが日課になってても…憧れてる人はいた。 …土方さん。 何だかクールな感じ…大人みたいな雰囲気があって…憧れの人だ。 「ひっ…土…」 言おうと思ったその瞬間。 私は…そいつ。総悟の腕の中にいた。 「なっ…ちょっ……!?」 私は赤面でも、総悟から離れようとした。 しかし総悟は離れようとしなかった。 「……だって…」 「えっ…!?」 「…誰だって好きな人が違う男にとられんのはヤなんでィ…」 「なに…急に……」 「俺はアンタを遠くから毎日見てたんでェ、アンタの視界には映ってなくとも、俺は食い入るようにアンタを見てたんでィ。土方サンのどこがイイ…?アンタ男を見る目ぇなさすぎだ…。」 顔が熱くなるのを感じてた。 抱きしめられる温かさが、温もりが、心をギュッとつかむ。 でも私が思っていることと体は…全く反対の行動をしたんだ……。 後悔するのは…自分でも分かってたはずなのに…。 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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