1/34ﾍﾟｰｼﾞ目 「･･･ah？腹の違った妹？」 「あぁ、今交際をしている女性の子だ」 また、か。 俺の親父が 女の乗り換えが早ぇのは 分かってたつもりだが 子持ちの女と交際。 その女には子供がいる。 しかも女の子供。 「･･･で、なんだよ。俺に話すっつー事は、家に住むのか？」 「いやいや、向こうにも家庭と家があるのだから、住まないな」 「じゃ、俺に話す理由も、ねぇー。」 親父の女の話なんて 興味ない。 そいつの一存で 生活の環境ががらりと 急変すんなら話は別だ だが変わらねーのに 言う必要なんてない 前はよく俺には "女ができたから、しばらく帰りが遅くなる" だなんてほざいといて 結局は明け方帰ってくる もちろん、朝になったら 会社に行ってんだろうが 俺はバイトもして 自給自足の生活にも 慣れたんだ、何を今更 「まぁ待て、向こうも政宗と歳が近い娘さんなんだ、一度くらい食事で会ってくれないか？」 「･･･は？」 歳が近い娘･･･ 俺は溜め息しか出てこねぇ その女も苦労してんな そっちの母親がどんなのか、知らねーがその母親の相手が、この親父じゃ頭かかえてんだろうな まっ、他人には 変わんねーから そんなに気にしねぇ 「一度、挨拶だけでもいいじゃないか」 親父、しつけー。 タダ飯食えるしいっか ここ最近、忙しくて 自炊してる暇なくて コンビニで済ませてたしな たまには豪勢に 外食で満たすとするか 「わっーた、わっーた。バイト被んなきゃ、行ってやるよ」 そう言って俺は 自室に戻った 「何が挨拶だけでも･･･だ。どうせ続かねーんだろ」 ベッドで横になって ヘッドホンつけて 音楽に没頭する 明日から学校かと思うと 怠い感覚しか湧いてこねぇー･･･ 天井を見てボォーッと していたら机がバイブの 振動で、うるせー事に 気がついた うるせー原因の携帯を 見てみればメールが入ってた 差出人は･･･元親だった 内容は、いたって単純 また俺に化けて 部活の助っ人頼みか ･･･最初だけっつったよな？仕方ねーから、明日顔出しに行くか 皆、助っ人での俺と クラスでの俺を同一人物 だとは思ってない まっ、無理もないけどな 俺のschool lifeは･･･ . [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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