リクエスト小説

この想い、君に伝えたい
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「・・・すごい量の書類ですね」

「あの子達が隠してたのよ・・・」



ヒナギクの目の前には、大量の書類。

あまりの量に、手伝いに来たハヤテも唖然としていた。



「じゃあ、ハヤテ君はこれやってくれる?」

「分かりました」



手渡したのは、全体の3分の1ほど。

長い放課後になりそうだとふと思った。







数時間後。

ようやく仕事が終わり、帰路に着く。

辺りはすっかり暗くなっていたため、ハヤテはヒナギクを送って帰ることにした。



「送ってくれるのは嬉しいけど、ほんとにいいの?」

「ええ。暗い中女の子が一人で帰るのは危ないですから」



そう言って微笑むハヤテ。

そんな表情を見て、ヒナギクは素直に送ってもらうことにしたのだった。
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