1/8ページ目 「あ、その卵焼き、食べてもいいですか?」 「食べさせてあげる。あーん♪」 「あーん。・・・美味しいです♪美希さん、何か食べます?食べさせてあげますよ」 「んー、じゃあそのハンバーグを♪」 昼休みの教室のとある一角。 そこでは、ものすごく甘い光景が広がっていた。 「教室内で堂々と・・・」 「見てるこっちが恥ずかしいよね・・・」 「やるなら別の場所でやってくれ・・・」 「毎日ほんとに仲良いわね、あの二人は・・・」 「幸せそうだよね、美希ちゃんもハヤ太君も」 「見ててうっとおしいほど幸せそうだな」 そんな光景を、ため息をつきながら見ている少女が4人。 しばらくして、そのうち1人が急に立ち上がった。 「ナギちゃん?」 「つまらなくなってきたから帰る」 「ちょっと、午後の授業も受けなさいよ」 「ナギが帰るなら私もサボるかな・・・」 「理沙っ!」 「・・・あれ見てると授業なんてどうでもよくなるよね」 「だな」 「とにかくサボっちゃ駄目よ」 再びため息をつく。 どうにかならないものかとも思った。 ーそして、話は数週間前まで遡るー [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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