ハヤテ小説

この空の何処かにいる貴方に・・・
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いつからだったのかな、こんなに弱くなったのは。




いつからだったのかな、こんなにも貴方を愛おしく。




大切だと思うようになったのは。




きっと、初めて会った、あの時から。




私は貴方に恋をしていた。




貴方は本当に鈍感で。




中々私の気持ちには気づいてはくれなくて。




私も、随分貴方をいじめたよね。




だからかな、ずっと気持ちがすれ違っていたよね。




でもね、私は貴方にこの気持ちを気づかされたのよ?




あの誕生日の日に。




この想いが通じた時、とても嬉しかった。




貴方の主やあの子の気持ちを思うと少し、「よかったのかな」って。




何度もそう思ったけれど、でもこの気持ちは変わらないから。














貴方がいなくなって、私がどれだけ寂しいか。




ねぇ、分かってるの?




私は、貴方がいないと駄目なんだよ?




なのに、どうして私をおいていってしまったの?




ずっと側にいるって約束してくれたじゃない。




一人にしないって約束してくれたのは、貴方でしょ?




私は、どうすればいいのよ。




あの三人が励ましてくれても、全然駄目なんだよ。




何も出来ないんだよ?




やっぱり、貴方がいないと、こんなに弱くなるのね。




もう、貴方じゃないと駄目みたい。




だから、今から私もそっちに、貴方の元へ行くわ。



























                         ねぇ、ハヤテ君・・・。












fin.
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