1/3ページ目 「ハヤ太君、今度の日曜日、暇か?」 「暇ですが・・・何ですか、花菱さん?」 白皇学院のとある教室。 美希は、唐突にそんな事を聞いてくる。 「いや、暇だったら一緒に遊園地でもと思って」 「遊園地ですか?」 「ああ。どうかな?」 「いいですけど・・・なんで僕なんですか?ヒナギクさん達と行ったりしないんですか?」 「たまにはいいだろう?」 そんなこんなで、遊園地に行く事が決定した。 そして、次の日曜日。 遊園地に着いた二人は、色々回った。 「次はジェットコースターなんてどう?」 「いいですね」 柄にも無く、心から楽しんでいる二人。 傍から見ると、恋人同士のようにも思えるほど。 そして、時が過ぎるのは早いもので。 「もうこんな時間ですか・・・」 「じゃあ、最後にあれ、乗ろうか」 美希が指差したのは、観覧車。 やはり、最後はこれしかない。 ということで、早速乗り込む。 「今日はお誘い、ありがとう御座いました。とっても楽しかったですよ」 「私の方こそ、楽しかった」 夕日が、二人を照らす。 そして、頂上に着こうかという時。 何かを決心したかのように。 美希は言った。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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