ハヤテ小説

あの日の記憶
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「あの日からもうすぐ一年ね」
「ええ、早いですね」

此処は、白皇学院生徒会室。
ハヤテとヒナギクは紅茶を飲みながら談笑していた。
ヒナギクは、カレンダーを見てふと思い返すように話していた。

「あの日、私が告白しようとしたら、逆にハヤテ君から告白してきたのよね」
「驚きました。僕が決意して告白しようとした日にヒナギクさんも同じ事を考えていたと知った時は」
「私も驚いたわよ。でも、嬉しかった」

微笑むヒナギク。
これまでの時間を、二人は懐かしむように思い返していた。
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