ハヤテ小説

テストと補習と三人組
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「明日はテストか・・・」
「めんどくさい・・・」
「だよねー」

放課後のとある教室。
テストの事を考えてつまらなさそうにしている生徒が三人、いた。
もちろん、泉・美希・理沙の三人組だ。

「ヒナなら楽勝だろうけど」
「ま、私たちは多分赤点でしょ」
「毎回赤点っていうのもやっぱりまずいかなぁ」
「そうは言っても、勉強出来るわけじゃないんだし、仕方ないだろ」

もはや諦めきっている三人の脳裏に、『テスト勉強』という言葉はなかった。
ヒナギクが見てればきっと、小言を言っていただろうが、あいにくこの場にはいなかった。






そして。
テストが終了したその日。

「終わったねー」
「ああ、終わったな」
「あまり分からなかったけどな」
「貴方達のことだから、どうせ勉強してないんでしょ?」
「あ、ヒナちゃん。当然だよー」

軽く溜息をつくヒナギク。
どうしたものかと一瞬考えた。
そして、後ろを振り向いて、その場に居た少年に声をかけた。

「ハヤテ君は?」
「何とかなりそうです」
「そっか。赤点とか取ってないといいわね」
「そうですね」
「ナギは・・・聞くまでもないわね」
「当たり前だ。私を誰だと思っている」

その言葉を聞いてヒナギクは軽く苦笑する。
そして、それを見たハヤテもまた。
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