1/7ページ目 「何で、1人で逝っちゃったの・・・?どうして・・・・」 彼の葬儀が済んで数日後。 私は、誰もいない生徒会室にいた。 此処に来たのは、何となくだった。 ちょうどまだヒナも来てなくて、一人たそがれていた。 寂しかった。 「ねぇ、私もそっちに行こうかな・・・・」 手段がないわけじゃない。 私の手には今、小さなビンと、カッターナイフがある。 「痛くなくて楽にそっちに行くには・・・こっちかな」 手に持っている、小さなビンを見つめる。 そのラベルには、『睡眠薬』と書いてある。 「ハヤテ君・・・」 呟いて、中身を全て手のひらに乗せる。 そして、それを一気に飲み込もうと口元へ持っていった時。 「美希・・・・?」 ヒナの声がした。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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