1/6ページ目 「悪いわね、手伝わせちゃって」 「いえ、気にしないで下さい」 謝るヒナギクに、微笑んで言うハヤテ。 現在二人がいるのは生徒会室。 目の前には、たくさんの書類。 本来なら、生徒会役員がやるべき仕事だが、現在ヒナギクしかいない。 それというのも、愛歌と千桜はともかくとして、三人組がサボったから。 「量が多い上にあの子たちが隠してたのもあるから終わらなくて・・・」 「大変ですね、ヒナギクさんも。っていうか、何隠してるんですか、あの御三方は」 「ほんとにね・・・」 思わず頭を抱える。 何とかならないものだろうかと思った。 「とりあえず、やりましょうか」 「そうね。手分けしてやりましょう」 その後、生徒会室にはペンを走らせる音と紙をめくる音しかしなかった。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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