ハヤテ小説

私は、貴方が好きです。
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「悪いわね、手伝わせちゃって」

「いえ、気にしないで下さい」



謝るヒナギクに、微笑んで言うハヤテ。

現在二人がいるのは生徒会室。

目の前には、たくさんの書類。

本来なら、生徒会役員がやるべき仕事だが、現在ヒナギクしかいない。

それというのも、愛歌と千桜はともかくとして、三人組がサボったから。



「量が多い上にあの子たちが隠してたのもあるから終わらなくて・・・」

「大変ですね、ヒナギクさんも。っていうか、何隠してるんですか、あの御三方は」

「ほんとにね・・・」



思わず頭を抱える。

何とかならないものだろうかと思った。



「とりあえず、やりましょうか」

「そうね。手分けしてやりましょう」



その後、生徒会室にはペンを走らせる音と紙をめくる音しかしなかった。
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