2/11ページ目 しばらくして。 ゆっくりと、ハヤテは口を開いた。 「呼び捨てで呼べばいいんですよね・・・?」 「うん」 「・・・・・・・・・美希・・・///」 呼んではみたが、かなり顔が赤くなっている。 美希は、そんなハヤテを見て苦笑した。 「そんなに恥ずかしがらなくても・・・・・ね、ハヤテ」 「そんな事言われましても・・・」 「敬語もなし」 「ええっ;;」 「前から思ってたのよね。いい加減敬語止めたらいいのにって。付き合い始めたあの日から」 思い返すような眼差し。 美希は、何年も前の事を思い出すかのような表情をしたあと。 ふっと微笑んだ。 「あの日から、色々あったわよね」 「そうですね」 二人で空を見上げる。 雲のない、青空が広がっていた。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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