1/4ページ目 12月2日の三千院家台所。 現在、此処ではハヤテとマリアによって夕食が作られていた。 そして、そのハヤテとマリアは何やら話していた。 「明日ですねー」 「そうですね」 何が明日なのだろうか。上の日付から考えてみて欲しい。 ある人物が好きな読者の方々にはもう既にお分かりだろう。 そう、明日は。 「お嬢様、楽しんでくれますかね?」 「普通のパーティーならともかく、誕生日パーティーなんですから、あの子も楽しんでくれますよ、きっと」 「そうですね」 彼らの主、三千院ナギの誕生日である。 「あの方々も呼んでいますしね」 「ですね」 あの方々とは誰なのだろうか。 それはこの先、分かる事になるので割愛させていただこう。 翌朝、12月3日。 ここは白皇学院。ナギたちの通う学校。 に聳え立つ時計塔の中にある、生徒会室。通称「天球の間」。 この場には現在、ヒナギク、生徒会三人組、そしてハヤテがいた。 ちなみにナギは、教室で伊澄や分かると話している。 「今日だな」 「そうですね。ちなみに、夕方からですよ」 「分かってるよー。ナギちゃん、喜んでくれるといいね♡」 「喜んでくれますよ、きっと」 何故生徒会室に集まっているのか。 それは、上の会話を見てもらえれば分かるだろう。 そう、ナギの誕生日について話をするためだ。 「それにしても・・・寒いな」 「12月だもの。・・・雪も降ってるみたいだし」 ふと窓の外を見たヒナギクの眼に映ったのは、降って来る雪。 ちなみに、景色自体は高所恐怖症なので怖くて見ていない。 「わぁ・・・綺麗だねー♡」 「そうね・・・。ちょうどのタイミングだし」 目をキラキラさせて喜んでいる泉に同意する美希。 「雪なんて久しぶりに見たな」 ヒナギクの入れた紅茶を飲みながら一言呟く理沙。 「ふふっ♪誕生日に雪なんて、ナギもきっと嬉しいでしょうね」 「・・・お嬢様が、雪が好きかどうか問題ですけどね」 ヒナギクの言葉を受けて苦笑するハヤテ。 生徒会室は今日も平和だ。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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