1/3ページ目 「・・・・・・・・・・・。」 世間はホワイトデー一色。 ついこの間まではバレンタインデー一色で気付けば周囲はピンクや赤に染まっていた。 いまはピンクと白一色だ。 僕はこの間、綱吉からチョコを貰った。 もちろん、ちゃんとした好意として。 僕の恋人として、だ。 貰ったからには返さなければならない。 それが大好きな恋人ばら尚更。 けど・・・・・・・・。 「?お客様?どうかなされましたか?」 「・・・・・・・れを・・・」 「はい?」 「こんなものを僕が買わなきゃいけないのかい?」 白の包装紙に包まれピンクと赤のリボンが一際目立つ箱。 ちなみに中身はフォンダンショコラ。 「お客様、彼女に贈るものをお探しなら、別のものでも良いかと・・・・・。」 「・・・・・・いや。」 他じゃ駄目なんだ。 あの子(綱吉)がこの間、草食動物たちとチョコレートの話をしていて「おれフォンダンショコラって食べたことないんだよねー・・・・。」と言っていたということは調査済みだ。(草壁が) 「どうなされますか?」 「・・・・・・買う。」 仕方がないので僕は一際目立つ箱を手に持ち、レジへと向かった。 レジに向かっているときと 並んでいるときに視線を感じたのは、たぶん気のせいだろう。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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