・あらすじ 時は乱世。 関ヶ原の合戦によって豊臣家が大阪城に閉じ込められてしまった時期。 生来、どんな組織にも属することを嫌った伊賀忍者の霧隠才蔵はしかし、軍師真田幸村の将器にひかれ、甲賀忍者の猿飛佐助とともに、豊臣側で働くようになる。 ・感想 何と言っても、キャストが豪華でした。 真田十勇士は勿論のこと、伊達政宗、宮本武蔵など著名人が沢山出てきます。 ま、そこに釣られたんですが（笑） しかし、釣られて悔い無しです。買って良かった。 才蔵と佐助がとてもいいコンビで、あのやり取りに何度も微笑まされました。 一匹狼の才蔵と、忠義にあつい佐助は互いにこいつの考えは分からんと思いつつも仲が良くて、どこかほのぼのした感じがありました。 橋の上で木彫り師に化けた佐助が手長猿はいらぬか、と才蔵に聞いてる場面が、１番好きだったりします。（←細かい） ここの佐助は愛嬌があって魅力的なキャラでした。真面目なんだけど、どこかひょうきんさ漂わせていた所がほんと素敵。 才蔵はといえば、とにかく女性にモテてました。 時折、『自分に心などない』みたいなことを言って相手を突き放してしまう所とか、なんかこう、逆に甘えてみたくなるんでしょうか。 困った時に、よく苦笑するところがツボでした。 たいてい、女性に告白されるか迫られるかして困ってました（笑） まそれはともかく、 ものっそ強くて、なんやかんやといいながら情のある才蔵が格好よかったです。 最後の方ささっと読み飛ばしてしまったので、またじっくり読み直したいです。 地図とか広げて。 日本史をもっと知って、いろいろ分かった上できちんと読んでみたいな、と思わせる本でした。 【2009.5.7】 [≫start] [―] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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