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ファイルどこから行っても遠い町(川上弘美箸)

・あらすじ
この町には静かに生きる人たちがいる。
魚春の平蔵さん、源二さん。
予備校講師の唐木さん。
『ロマン』に勤めるあけみ…。 ひとりひとりをゆったりと描き出す、悟りの小説。

・感想
またしても川上弘美さん。
ついつい手に取ってしまう魅力がありますね。

いつもながら、人のちょっとした心の動きとか、はっきりとした原因のない感情とかを雰囲気だけでよくここまで伝えられるなと思いました。

人によっては、理路整然と、何故この人はこう思うのか、が分かるのかもしれませんが、私は分からないことが多いので(笑)いつも想像するときに感じるぼやぼやした気分をたのしんでいます。

この本の、一つ一つの章のタイトルが好きです。
いくつか挙げると、
『小屋のある屋上』
『午前6時のバケツ』
『長い夜の紅茶』
『貝殻のある飾り窓』
『どこから行っても遠い町』
『ゆるく巻くかたつむりの殻』
といった感じ。

私的には『午前6時のバケツ』と最後が良い『ゆるく巻くかたつむりの殻』がツートップ(笑)
ちょっとばかし最後の話が切ないです。


【2009.6/5】

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