・あらすじ 砂漠の王国、キンダの王子ワリードは、自らが開いた詩のコンクールで貧しい絨毯織りに圧倒的な差をもってして負けてしまう。 憎しみに駆られたワリードは、《人類の歴史をすべて織り込んだ絨毯》を作れ、と難題をつきつける。それは、決して成し遂げられない命令のはずであったが…。 運命を問う王子の、奇跡の絨毯を巡るアラビアンファンタジー。 ・感想 面白かったです。 いや、久々にのめった感じ。 児童文学ということで、すらすら〜と頭に入ってきました。 ワリード王子は、最初は高慢で嫌なやつなんですが、絨毯織りを死なせてしまったことから、旅に出、沢山のことを学び、だんだんといい感じの青年になっていきます。 やっぱ、こういう人格形成物語って好きですね。 おお…、こんなにちゃんとした奴になって…。ってな具合で、少なからず感動できるし。 ところでこの本は、ワリード王子が無抵抗で殺されるシーンから始まります。ちょっとここのワリードは格好よいので必見ですよ。 (でもないかもしれんが) なんで無抵抗なのか〜とかはこの本を読んで、はぁー…と感慨深げなため息をこぼしつつ知ってください(笑) 心地よい爽やかさを求める方に(?)おすすめの本です。 【2009.9/20】 [≫start] [―] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |