小説
オーディション
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私脇 菜々香やで関西出身のダンス大好きな小学校六年生やで 

今日は8月10日や 私の誕生日やねん 夏休みの最中やから親友しか逢えないねん そんな事言ってる場合じゃないんや 今日は大事な日 テレビ戦士に成れるかもしれんねんで 今は親と新幹線に乗る所やで今

崚行「あれ菜々香さんだどこ行くんだろう後ろに並ぼう」

菜々香「崚行君だ どこ行くん」

崚行「渋谷だよ」

菜々香「マジで私もだよ もしかして崚行君テレビ戦士になるつもりじゃないよね」

崚行「オーディション受けに行くところだよ」

菜々香「私もだよ ライバルだね 一緒に頑張ろうな 移動時間に話せるよ」

新幹線到着

菜々香「ここ四人座れる」

崚行「なんか隣の女の子こっち観て睨んでる 菜々香ちゃん知り合い?」

菜々香「違うよ 崚行君じゃないの 同い年位だよ 崚行君四年生にしては背低いし」

崚行「気にしてるのに」

女の子「崚行君はどこ行くん」

崚行「渋谷だけど 何で僕の名前知ってるんだよ 名前は何やねん」

女の子「ウチは鎮西 寿々歌や 四年生やで 崚行君は一度MTK出たやろ 誰この子って気になって調べたんやサインくれへんサイン帳に」

崚行「初サインが寿々歌かよ」

寿々歌「かよって何や イランは」

崚行「もう書いたし貰っとけ」

菜々香「楽しくなりそう 漫才観れる」

寿々歌「崚行のお姉さんお笑い好きか?」

菜々香「寿々歌ちゃん私が崚行君のお姉さんの訳無いやろ 脇菜々香やで お母さんや」

崚行「お父さんだよ」

寿々歌「なんや仲良し家族かと思ったは 両親に見えた」

名古屋到着

杏奈「東京初めて緊張する」

杏奈母「頑張りましょうね ここ2人席開いてるから座りましょう」

杏奈「頑張ってテレビ戦士になるよ憧れなんだから 羅夢さん なりたい」

寿々歌「今隣の子テレビ戦士言うたか?何年生かな 同い年ならええのに」

菜々香「寿々歌聞いておいで 気になるんでしょう 六年生かな」

寿々歌「お姉さんもテレビ戦士のオーディション受けるんか うちら3人も受けるんや ウチは鎮西 寿々歌 四年生やで お姉さんは」

杏奈「私は木島杏奈 五年だよ宜しくね」

寿々歌「宜しくね 携帯赤外線しようよ 友達だよ」

杏奈「どうしようかな?」

杏奈母「好いじゃないの写メ撮るよハイ チーズ赤外線送信」

寿々歌「杏奈ちゃんと 登録」

崚行「寿々歌ズルいぞ 杏奈ちゃん僕崚行とも 写メしよう」

杏奈母「崚行君 杏奈写メ撮るよハイ チーズ」

品川到着

崚行「降りるよ」

寿々歌「東京までキップ買っちゃったよ」

崚行「アホやな ここからの法が近いんだよ 東京駅は広すぎて迷子になるで 寿々歌」

寿々歌「しゃあないやん東京初めてなんやで」

崚行「緑の電車乗るんやで 環状線みたいにグルグル回ってるんだよ こっち方面や」

杏奈「崚行君詳しいね」

崚行「何度か来てるからね」

寿々歌「1人迷子おったで 私と崚行の1つ下の 奈々ちゃんだよ さっき仲良くなった オーディション受けるんだって」

杏奈「可愛い」

崚行「このホームや」

ドア締まります 危ないので駆け込み乗車はお止めください

崚行「次にするか」

ガタンゴトン

崚行「来た 乗るで皆」 

次は渋谷

寿々歌「奈々ちゃん手貸しやギュゥット」
 
崚行「バス止まってる 乗せてー10人乗るんや」

崚行父「ハイ 1000円このカードはダメか」

奈々父「Suica持ってるよ ピッ」

運転手「出発」

次は区役所前

崚行「ピンポン」

運転手「次止まります」

崚行「着いたで」

警備員「僕達どこ行くの」

崚行「名札忘れとった 皆付けて」

警備員「オーディション受けるんだね あのお姉さんが案内してくれるよ」

羅夢「崚行君受けるんだ 名前を書いてね皆」

杏奈「羅夢さんだ 後でサイン貰おう ママ色紙買っておいて」

羅夢「ジー 杏奈ちゃんね 頑張ってテレビ戦士になってね 連れて行ってあげる 崚行君達五人で最後だから」

崚行「30分前なのに」

羅夢「オーディション会場到着」

司会者「全員揃ったね審査員は現役テレビ戦士10人にお願いしたよ」

羅夢「審査委員長の羅夢だよ」

裕太「誰が委員長だよ 樹音だろう」

樹音「マアマア2人とも委員長は プロデューサーさんだから」

翼「流石 樹音ちゃんテレビ戦士歴が長い」

プロデューサー「20人の中から10人位合格するから」

司会者「エントリーナンバー1 鈴木純一郎君」

純一郎「四年の純一郎ですスペイン語が得意なのだ 宜しくお願いします」

司会者「エントリーナンバー2中村 嘉惟人君」

嘉惟人「空手が得意です四年生です」

司会者「エントリーナンバー3上妻 成吾君」

成吾「成吾 四年生です宜しくお願いします」

司会者「エントリーナンバー4 渡邊青來ちゃん」

青來「青來五年生です宜しくお願いします」

司会者「エントリーナンバー5平田 真優香ちゃん」

真優香「真優香五年生です宜しくお願いします」

司会者「16番から20番の子入って」

崚行「僕達の番だ」

司会者「エントリーナンバー16長江崚行君」

崚行「四年生の崚行ですダンス大好きです 踊る」

司会者「エントリーナンバー17鎮西 寿々歌ちゃん」

寿々歌「寿々歌四年生です 物まね得意です アントニオ猪木さんで 元気ですかー」

司会者「エントリーナンバー18 脇菜々香ちゃん」

菜々香「菜々香六年生です 宜しくね 踊る」

司会者「エントリーナンバー19白坂 奈々ちゃん」

奈々「小学校3年の奈々です 宜しくお願いします ペコリ」

司会者「エントリーナンバー20 木島杏奈ちゃん」



奈々「ツンツン杏奈ちゃん番」

杏奈「あっすいません 緊張してて 杏奈五年生です よろちく おねがいちまちゅ」

司会者「ご苦労様でした 結果は後日郵送しますので」

全員「有り難うございました」

杏奈「ハーダメだ緊張しすぎた」

寿々歌「気にしたらアカンで 美味しいもの食べて帰ろうよ」

崚行「もう1人名古屋の子おったで一緒に帰ろうと思って連れて来た」

寿々歌「アンナ今食事して帰ろうかって話してたんやで 崚行どっか知らんか」

羅夢「オーディション受けに来た子全員居る?」


菜々香「20人居るよ」

羅夢「皆食堂に来て親御さんも」

杏奈「羅夢さんサインお願いします 逢えないかも知れないので」

羅夢「勿論好いよ カキカキ」

杏奈「皆食堂行こう」

寿々歌「杏奈ちゃん立ち直り速い」

奈々「遼君居ないのかな さっき居なかったし」

羅夢「食堂到着」

奈々「真っ暗だよ」

羅夢「ガチャ 」

パンパン 

奈々「遼君がクラッカーが鳴らしてる」

羅夢「テレビ戦士の皆 オーディションに来た子をエスコートしなさい」

遼「僕はあのちっちゃい子」

あかり「私は勿論崚行君」

寿々歌「拓巳君の漫才観たい」

あかり「寿々歌ちゃんそれは 止めた方が」

帆乃香「寒くなるで 夏だから 涼しくなるからええか」

拓巳「あかり 帆乃香酷いぞ」





















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